簡単・手軽!経理未経験者の10年後のイメージが沸く!キャリアプラン作成法

キャリアアップのモデル画像

キャリアプランのゴールは3つの未来の自分を描いてそれぞれの期間でやるべきことを決めること。

難しく考えずにまずはやってみましょう。

キャリアプランの前のステップを飛ばしている方はまずは上の記事でステップを確認することをおススメします。
未経験の方は経理の仕事のことを知っておくべきでしょう。

1. やるべきことは「3つの自分とその道筋をイメージする」

キャリアプランでは10年後、5年後、3年後の自分を考えます。
考える順番は10年後からです。

現実的なイメージできる限界が10年程度だと考えて仕事上の目標といった感じで考えてみましょう。

頬杖をする女性

2. まずは「10年後の自分」

今回経理職への転職を果たしたあなたはどの様な10年後が目標でしょうか?
経理の業務をある程度調べたとは言っても未知の領域でもあるしイメージがしにくいかもしれません。

その時のおススメの方法は「求人検索」です。
求人サイトでは条件を入力すれば求人案件をスクリーニングできます。
職種を「経理」とか「経理財務」、年収を「600~800万円」として求人検索すると案件ごとに「求めるスキル」が記載されています。

沢山の求人を見ていけば年収とスキルの相場が見えてくるはずです。

もちろんあなたが求めるのは収入の金額ではありませんが、年収と会社でのポジションも密接に関係してくるでしょう。

また求人のキャッチコピーには「経営者を支える財務責任者」とか「決算チームを率いるマネージャー候補を募集しています」といった具合に、求める人材像と与えられるポジションも垣間見えます

求人案件はモデルプランの宝庫です。

必ず自分の琴線に触れる「経理マン」像が見つかるはずです。

パソコンを操作する女性の手

3. 人材の市場価値の落とし穴

年収とポジションでそこに記載されている「求める人材」として記載されたキャリアの市場価値は図れるかもしれません。

でもそれはあくまでも「現在の市場価値」です。

あなたの10年後に到達するまでには社会環境の変化があります。
とても重要なことですが、働く人のライフスタイル、雇用環境も変われば経理業務の技術革新もあるでしょう。
それらのことも考慮することはお忘れなく。

既に終身雇用は崩れていますし、現在は働き方改革の一環で副業も認められつつあります。
経理はIT化特にAIが論じられるときに「無くなってしまう業務」に経理領域は筆頭に挙げられています。

ですから「現在の市場価値」とこれらの動向を良く検討して10年後の未来の自分をイメージすることも大切です。

PCを見つめる女性2人

こららに明確な答えはありません。
自分で世の中を見て、自分で答えを探していくしかありません。
ある程度、今のキャリアを捨てて新しいチャレンジするわけですから、自分の目と耳と頭をフル回転させて考えることも必要かと思います。

4. 次は「5年後の自分」と10年後に続く道

まずは10年後の自分を求人検索を利用してイメージできたらその前の5年間でどんな風に成長していれば良いのかイメージしてみます。

10年後の自分になるための5合目に立つ自分の姿を想像してみて下さい。

この時に「未来の市場価値」で考えたことが生きてくるかもしれません。

例えば…

「この5年ぐらいで経理のIT化が進んで企業が自動化するためのシステム導入が急激に進む」

と考えて「経理+システム」で経理業務の効率化という実績を積んで会社でのポジションを確保しておくという道もあるかもしれません。

「今後は日本企業は資金力がモノを言うから「資金調達に長けた経理マン」の道を目指そう!」

でも良いですし、

やはりグローバル企業が強いから「英語+経理」だ!

「経理で数値に強くなってそれを足掛かりに企画部門で会社を引っ張る人材になる」と決めたなら5年後を目途に管理会計に携われる職場をイメージできるかもしれません。

何だか考えるだけでワクワクしますね。

PCの前でガッツポーズする女性

さて、次は3年後です。

5. 最後は「3年後の自分」のイメージの仕方

3年後、ちょっと身近な期間になってきましたね。

3年という期間を実感するために3年前の自分と今の自分を比較してみるとイメージもグッと近づくのではないでしょうか?

「ぼやぼやすごしてあまり成長してしなかったなぁ。」という方なら、「3年なんてボーっと過ごせばあっという間だ」と再認識できます。

「社会人のスキルとして会議の効率的な進め方とか後輩の教え方、うまくなったな。」とその実績を振り返ることが出来た方なら未経験の分野に飛び込む覚悟を持つ自分がどのくらい頑張れそうか、なんてことも考えて3年後の自分にどこまで目標を立てられるか考えてみましょう。

5年後の自分のイメージとその2年前になっておきたい自分と今の自分のギャップを埋められそうでしょうか?

もし、「ちょっと背伸びし過ぎたかな?」と思ったら、10年後の自分の目標を過ごし下げて、最初の目標を10年後の自分の目標にしてみるのも良いかもしれません。

もし、「現在の自分とのギャップがあり過ぎて目標を下げていったら、まったく魅力的ではないなぁ」と思ったなら、「経理への転職」そのものを立ち止まって考えることも必要かもしれません。

「もしかして今のキャリアを積み上げた方が有利じゃない?」と思えたら、「現職の職種のキャリアプラン」を再作成してみても良いかもしれません。

仕事選びは自分が幸せな未来を掴むための方法に過ぎないと私は考えています。
ですから転職を思い立って始めたキャリアプランを考えてみた結果、転職をしない選択があったって良いと思います。

でも経理への思いがキャリアプランとして形になったなら、次のステップに進みましょう!

6. そして今からやるべきこと

キャリアプランができたら、その後のステップは「覚悟を決めて」「これから1年の行動計画」を立てることになります。

次のステップに進むにはもう一度以下の記事で確認してみて下さい。

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