反省は決して良い行動パターンではない理由とは? 転職活動における賢い「振り返り法」

うなだれる若手サラリーマン
転職での面接でなかなか合格を勝ち取ることができません。
やり方が悪いのでしょうか?
転職活動ではこちら側のやり方の良否とは関係なく決まることも多いです。
ですから毎回反省ばかりしているよりも前に進むことに重点を置きましょう。

転職活動でも過去の行動を振り返り、次の行動に活かすことは意義のある行動です。
しかしながら、転職活動の特性を理解して適度な反省に留めておく方が活動をアクティブに進められる可能性は高まります。

1. 転職活動での反省が良いとは言えない理由

転職活動の正解はなかなかないのではないでしょうか?

確かに「面接であの時にうまく話せなかった」「もっと事前に応募企業の事を調べておけば良かった」などと面接後に後悔する場面もあるかもしれません。
客観的にみても「準備不足」と感じたなら次に備えて「準備に取り組めば良い」ですし、そもそも転職活動のノウハウを何にも調べずに向かって行って失敗してしまったと感じたならハウツー本やサイトで調べてみるのが良いでしょう。
このサイトでも役立つ情報を掲載してますので是非お役立て下さい。

でも転職活動は「個別性が高い活動」であることを理解しておいた方が良いでしょう。

同一人物が同じ手法で臨んだ書類選考や面接でも「A社では不合格、B社では採用通知が来る」ことは当たり前の様に起こるのです。

書類を見ながら打合せするOLと上司

1回の不合格でその時の手法や臨んだ姿勢が「修正すべき」だとは言い切れない側面が多分にあります。

また「彼がいなかったらこっちの人を採用していたけどね」の「こっちの人」になっていたかもしれません。

そんな時には、結果は不合格でも「その企業への臨み方にも誤りは無かった」と言えるかもしれません。

とにかく転職活動には正解が無い上に「受け手にとっては成否の判断材料が少ない」という特性があります。
「不合格を反省すること」が必ずしも良い行動とは限らない、むしろその後のメンタル面を考えると反省癖は良くないとも言えます。

2. 適度な振り返りの方法

「ゼロリセット」よりも「積み重ね」を重視する

面接を1回経験するごとに経験値を上げたいのでしたら、反省に重点を置くよりも「気づき」を重視する方が精神的にも前向きになれますし、利点が多いです。
やり方を変更してゼロリセットしてしまうよりも「積み重ねて強くしていく」感じです。

例えば、面接で訊かれた新たな質問を「面接想定問答集」に追加してアップデートするとか。

客観情報で振り返る

自分の主観で「相手が判断したことを振り返る」のは不確実性が高すぎて非効率です。
いっそのこと相手企業に「不合格理由」を聞いてみる方が反省材料としては有意義です。
もちろん本当の事を言ってくれるとは限りませんが、確度の高い情報にする方法として「転職エージェントを通じて聞いてみる」のが有効です。

その不合格理由が「次にも応用できそうなら」取り入れるし、「個別性が高い理由」なら気にせず次の応募企業に全力を尽くしましょう。

また転職活動サポートのプロのアドバイスを求めることも良いですね。
転職エージェントの担当者は必ず面接後にすぐに面接対応してくれた企業担当者に確認の連絡を入れます。
良いサポーターほど間髪置かずにすぐに連絡を入れてくれるものです。

外回りで電話するOL

こちらから聞かなくても不合格の理由をそれとなく聞いてくれる担当者もいますし、気が利かない担当者でも予め頼んでおけばうまく応募企業から答えを引き出してくれることでしょう。
そのヒアリング結果とともに良きアドバイスをもらえるかもしれません。

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