「キャリアの棚卸し」テンプレダウンロードでサクサクやってみよう!

パソコンを操作する笑顔の女性

エクセルの「キャリア棚卸し用テンプレート」を無料でダウンロードできます。

こちらを使って作成方法を順を追ってご説明します。

キャリアの棚卸しは何故必要?

キャリアの棚卸しはキャリアプランを立てるにあたって自分自身の現在のスキルや経験を整理して把握するために必要となります。

そしてその後の転職活動で実際に求人に応募した時には職務経歴書や面接でどの様に自己PRしていくかの重要な材料ともなります。

テンプレートで項目ごとに確認「キャリアの棚卸し」の手順

キャリアの棚卸しは所属した企業ごと、職場ごとに書くと書きやすいです。
各項目を紙に書きだしたりエクセル等のファイルに入力しながら箇条書きにして挙げていくことになります。

今回は私が用意したエクセルのテンプレートに従ってご説明しますが、自分に合った様式でやって頂ければ構いません。
紙で書き出しても良いですし転職エージェント等で用意されたものを活用しても良いでしょう。

ダウンロード

1. 会社ごと・部署ごとに記入する

転職経験がある方は会社ごと、さらに同じ会社でも部署が変わったのなら異動ごとに記載します。
私のシートでは1会社もしくは1部門ごとに1シート入力してください。
複数ある場合はシートをコピーして使ってもらえればと思います。

2. 最新のものから始めると良い

古い順に始めると思い出すのに時間がかかりますので、現在の職場の分から書き始めて過去に遡るようにシートを増やしていくと入力に弾みがついてはかどると思います。

3. 各シートの入力項目

(期間)
年月日を記入しておくと履歴書や職務経歴書にも転記でき整理がしやすくなります。
(会社名)(所属部署)(役職)
正式名称で記入しておきましょう。
役職名が無い場合は「正社員」「契約社員」「派遣社員」等の区別を記入しましょう。
(部署・業務の特徴)
フリーハンドで会社の規模を表す年間売上高・資本金・従業員数等の会社基本情報や組織構成、部署の構成人員、役割分担等を記入しておくと会社ごとの比較に役立つのと面接の時の想定問答集等を作成する際にも役立ちます。
(業務名)
最も大事な欄です。
メイン担当の業務だけでなく「やったことがある」程度のものも記入することをおススメします。
とりあえず15行の欄を作りましたが足りなければ継ぎ足してご利用下さい。
できるだけ具体的な業務名の方が良いでしょう。

エクセルならコピペも簡単なので最初は思いつくのを片っ端から記入して後で順序を入れ替えるのが良いでしょう。
全部書き出したら「自分なりのルールで」並び替えをしましょう。
メイン担当から頻度の少ない業務の順にするとか、スキルが高いものから書くとか自分なりに整理の目安となる順序にしましょう。

(業務内容)
同じ業務でも自分がどの部分を担ったのかが分かるように記入しましょう。
作業者なのかチェック者だったのか、スキルやポジションが上がって途中から役割が変更になったのならそれらも分かるように記載しましょう。
(得られたスキルや経験)
業務内容を眺めてその期間に自分が習得したスキルや経験を箇条書きにしてみましょう。
最初はレベル感等気にせずとにかく思いついたものを書き出してもみましょう。
(失敗や教訓)
振り返ってみて印象に残ったりその後の自分の仕事振りに強く影響を与えた事例等を書き出してみましょう。
(自分を褒めたい点)
上司はそこに気づいてくれず一度も褒めてくれなかったとしても自分では「これは頑張ったな」と思えることを書き出してみましょう。

全ての項目を入力し終えたら次の部門・会社のシートを作成して全てのシートを作成します。

では全てのシートに目を通してみて、
「ほかのシートには書いてあってこのシートは書いてないな」
というようなことに気づいたら書き足しても良いでしょう。

これで一旦完成です。

4. チャンスがあれば人の目を通してもらう

第1ステップとしては自分で書き出して完了ですが、キャリアの棚卸しでは客観性があるほど良いです。

例えば自分では気づかない長所等があったりします。
これらを可視化できると先々の転職活動を助けてくれます。

ただ間違っても現職の同僚や上司にみてもらうのは止めましょう。

(家族に見てもらう)
仕事のことを見ていない家族に見てもらって意味あるの?って思うかもしれませんが、普段の行動や言動であなたの頑張りを見ているかもしれません。

(メンターに見てもらう)
もしあなたが既にメンターとなってくれそうな方と巡り合えているのならその人にみてもらうのも良いかもしれません。
電子データで作成しておくとメールでのやり取りも便利ですね。
数社の転職エージェントに登録していて面談等が済んでいるのなら一番面倒見が良さそうに方にみてもらうのもよいですね。
ただ転職活動初期ではあなたのことを知ってくれる方はいないかもしれないので初期段階は家族に見てもらう程度でも良いかもしれません。

むしろキャリアプランや職務経歴書の作成後にこれらを見直す時に一緒にみてもらうと良いかもしれませんね。

さあ、キャリアの棚卸しは次はキャリアプランを作成してみましょう!

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